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国際将棋フォーラム(3) 25対10で負けるより、100対0で負ける
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恥をかかないようなゲームをしようと思ったら、
それだけプレーは制限される。

たとえば「100対0で負けたら恥ずかしい。
でも25対10で負けるならそれほどでもないな」と最初から25対10で
負けるようなプレーをしていては、きっと永久に勝てないだろう。
そんなゲームをしてもチームとして、いや人間として進歩はない。

本気で強くなりたいのなら、
100対0で負けて大恥をかくかもしれないが、
10対9で勝てる可能性のある戦い方を選ばなければならない。
(平尾誠二)

将棋の駒落ちには定跡がある。
プロ棋士だから駒組みまでは定跡通りに踊ってくれるが、
中盤からは1億%、定跡を外される。

そもそも駒落ち定跡も高段者が考えた下手よし、の展開。
初心者が北斗神拳の奥義書を読んで秘孔を突いても、自分の指が折れるのである。
手順だけ覚えても棋力があがるわけではない。

プロ棋士の駒落ちは職人芸なので、定跡という借りものの指し手じゃなく、
自分の手で作戦を練って対局した方が、もっと楽しめると思います。


by davi03_04 | 2017-10-30 23:43 | 将棋 | Trackback | Comments(0)


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